ブログ


Blog

睡眠の質について

テレビや書籍などで、「睡眠の質をよくしよう」「睡眠時間だけではなく質が大事」という話がよくありますが、睡眠の”質”とはどういうことでしょうか。

睡眠に関する科学的な研究はさまざま行われていますが、一般的に睡眠の質を測ることは難しいといわれています。

なぜかというと、睡眠中=寝ている間は意識がなく、自分自身で睡眠の状態を認知できないためです。

代わりに他者や測定器を使って睡眠を評価していますが、起床後に自分の睡眠を振り返った自己評価と測定器などによる客観的評価が一致しないこともあります。

ソース画像を表示

どちらが正解ということもなく、また夜間の睡眠と日中の覚醒状態は相互に影響を及ぼしあっているため、昼夜を通した心身のリズムの状態なども含めて多方面的な評価をする必要があると考えられています。

こういったことも考慮にしつつ、健康的な生活を送るうえで睡眠の質を評価する指標としては、大きく4つのポイントがあります。

1.「過度な眠気がない」睡眠の量が十分である

2.「寝つきがいい」ただし数分以内の場合は睡眠量不足の可能性がある

3.「ぐっすり眠れる」中途覚醒が少なく、主観的な満足感がある

4.「すっきり目覚める」寝起きが時間的にスムーズで、主観的にも良好である

人生の3分の1もの時間をかけている睡眠は、健やかな心身を維持する為に必須であり、時間だけでなく質も大切です。

自分の睡眠の質はどうか。振り返ってみてはいかがでしょうか。